HFLnews: #北海道フロンティアリーグ 設立記者会見 文字起こし ②/3

北海道フロンティアリーグ

2021年11月5日(金)14時から行われた、北海道の新しいプロ野球独立リーグ「北海道フロンティアリーグ」設立会見の文字起こしです。

著作権:
文字起こしにつきましては、引用元掲載を条件に、リーグのご許可を頂いております。
ただし、文字起こしには誤りが避けられません。「文字起こしの許可」は「内容が正しいこと」を保証していないことは、くれぐれもご留意ください。

文字起こしの方法:
①YouTubeの自動字幕作成機能でのジェネレート
②上記をもとに耳コピで補正(※①ベースのため面白表現が残っている可能性があります)

お願い:
記者会見の内容を引用したり論じたりする際には、公開動画を正本としていただくようお願いします。
とくにこのリーグを目指す野球関係者の方は、3人の正副代表+アドバイザーの思いは動画正本でこそ伝わると思いますので、ぜひ視聴をお願いします。
話し言葉・書き言葉の違いの補正を含め、テキスト化にあたっての修正は最小限にしております。
(註:)部分は、筆者による補足です。

分割:
①設立記者会見冒頭部分(主にリーグ代表のお話)
②村山哲二アドバイザーのお話←今ここ
③鈴木直道 北海道知事からのメッセージ、質疑応答(※編集に時間を要しており、かなり先に掲載予定です)

原本:

3秒で概要を知りたい方へ:
下記トライアウト告知に、リーグ作成の2枚の画像が貼ってあります。わかりやすいです。


ここまでのお話:
HFLnews: #北海道フロンティアリーグ 設立記者会見 文字起こし ①/3


(司会)
続きまして、北海道フロンティアリーグ アドバイザー、そして株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング  代表取締役 村山 哲二 様より、メッセージをいただきます。

(村山アドバイザー)
北海道フロンティアリーグのアドバイザー、そして、ジャパン・ベースボール・マーケティング、ルートインBCリーグの代表として、16年目のシーズンをいま迎えようとしている、村山哲二と申します。

この3名の代表と、もう4カ月・5カ月ぐらいでしょうか。長い期間、相談をずっと受けていました。

僕自身も、プロ野球独立リーグという経営、運営をして、ものすごい苦しい思いをしながら国内でプロ野球の野球人口をもっと増やしていこう、地域をもっと活性化していこう、ということを目標として、今までやってきました。

北海道のこの、前のHBLさんを拝見していて、非常に大きな課題があることに気づいておりました。
その事を、簡単に今日は説明させていただきます。

国内の独立リーグの運営体制について、ちょっとまぁ見ずらいのですけれど、もし何でしたら後で資料をお渡しますので・・・。
(註:動画では見られませんが、パワーポイント等を用いた説明だった可能性があります)

四国アイランドリーグPlus、2004年に設立し4球団。
ルートインBCリーグは2007年に設立し、いま現在12球団。
これはですね、2022年シーズンより4球団が新しいリーグ(註:日本海オセアンリーグ 略称:NOL)を設立するという形になっています。
あと関西ですね、さわかみ関西独立リーグが4球団。
そして北海道ベースボールリーグが4球団。この4球団は、3球団が新しいリーグを来年から設立する予定という形になっています。
そしてヤマエ久野 九州アジアリーグ、これは今年から2球団で設立しました。
これは来年からですね、ホリエモンさんがやっておられる(福岡)北九州フェニックスが加盟して、3球団になります。
という形でそれぞれの地域特性を生かした運営を行っており、2021シーズンは国内で27球団が活動していると。
その中でIPBL、いま日本独立リーグ野球機構に加盟している球団は、現在19球団という形になっています。
(註:四国IL4+BCL12+九州アジア2=18球団に加え、どのリーグにも加入していない琉球ブルーオーシャンズが賛助会員として加盟しているので19。(一社)IPBLは、リーグが「社員/会員」として、球団は「賛助会員」として加盟する形である=IPBL公式HPより。未加盟は関西4・北海道4=8で、19+8=27)

では、次お願いします。

他の独立リーグと比較した北海道リーグの土台について、今年行われた・去年も行われた北海道リーグの課題について、私なりに分析をしました。

まず一番は、市場の規模が小さいことです。

北海道内の各市町村をフランチャイズとして活動していて、フランチャイズ人口は2万人から5万人規模の小さな小さなマーケットで活躍している、活動しているというところが、他の独立リーグと一番違うところです。

九州アジア独立リーグに関しては、2球団で約300万人のマーケットの中で事業をしております。
(BCリーグの)新潟や長野はですね、200万人、約30万人の人口の中で活動しているというところで、そこと比較すると、圧倒的にマーケットの規模としては小さい。
(註:新潟県と長野県の人口は各200万人台、信濃球団の会社所在地である長野市は37万人台。おそらく、ここからの数字と思われます)

私は九州の独立リーグのリーグ設立にも少しお手伝いをさせていただいたんですけれども、九州は皆さんご存知の通り、熊本球団の60km離れたところにソフトバンクホークスさんの2軍の施設があり、3軍の施設があり、つまり、毎週毎週ソフトバンクホークスの育成の選手と、練習試合や交流戦を常に行うことができる。
そして九州の一番のメリットは、365日、土(グラウンド)の上で練習ができる、試合ができる。
その市場規模、マーケット、あとNPB がある・ない。
(註:北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地は千葉県鎌ケ谷市で、北海道ではありません)

そういった市場規模の違うところで、北海道の独立リーグはどうやってその独自色を出していくのか。
どうやって他の独立リーグとは別の価値をつくっていくのかということをですね、3球団の代表と、本当にたくさん話し合いました。
北海道でこの独立リーグが何を達成できるのか、ということをずっと話していました。

その中で1つ、やっぱりたどり着いたのが、他の独立リーグと比べて、独立リーグというのって、NPBにたくさん選手を送る!(これは)すごい価値がある。
BCリーグは去年、今年のドラフト会議で過去最多7名の選手、ドラフト会議で指名をされました。
1軍では和田康士朗(BCL・富山→千葉ロッテ)という選手が、1軍の盗塁王のタイトルを獲得しました。
BCリーグ(出身者)でタイトルホルダーが出るくらいまでマーケットが成長しました。

その球団と、対等に戦っていいのか。
もっともっと、北海道ならではの課題、北海道ならではの魅力、選手が集まってくる方法はどうやったらいいのか。
そして何よりこの3代表は、この北海道の新しいリーグを通じて、北海道で何を達成したいのか。
ということを、僕はとことん皆さんと話し合いました。
その結果が、「野球で、北海道の未来を拓く。」。そしてお話しした5つのビジョンにたどり着いたというところです。

5つのビジョンで、ものすごく実は話をしました。
ビジョン1が、北海道への移住定住を促進します。
ビジョン2が、街の賑わいを創出します。

この5つのビジョンの中で、つまりこのミッション、「野球で、北海道の未来を拓く。」。
その手段として、皆さんこの最も大切なものは何ですか、あなた方が一番大切にしたいものは何ですか、っていう話を3人の代表にしました。
そうしたら、北海道で野球を通じて、野球に携わるこのリーグに定住をしてほしい、働きながら北海道に住んでほしい、若い選手たちが・指導者たちが集まって、暮らしながら、生活をしながら、野球を教え、野球をして、それをファンの人たちが、地域のファンの人たちが集まる野球をしたい、いう話をしてくれました。

これは他の独立リーグではできていないことで、北海道ならではの課題、いま少子高齢化という話があったり、人口減少・経済の縮小という話が荘司代表からありましたけど、それを解決する大きな手段として、このミッションを達成できるというふうに私は思いました。

そして選手の育成環境、試合環境、非常にまた脆弱であります。
寒冷地で活動期間が短い。もしかすると九州の半分しか土の上で練習が出来ないかもしれません。
試合会場・練習環境が脆弱である。
選手が成長できる指導体制が整っていない。
もう一つ、審判・記録・広報・・・リーグ運営に必要な体制が構築できていない。

前の独立リーグは、去年まで加盟していた独立リーグは、多くの多くの課題を抱えていました。

(註:個人的な見解ですが、寒冷地・北海道で野球をやる大変さについて。21シーズン、とくに積雪が多い美唄や士別では、融雪剤を撒く・選手自らが除雪をする等の懸命な努力によって、ようやく4月中旬頃から本拠地球場での練習が可能になりました。もし何も手を打たなければ、5月1日の開幕というのは不可能だったと思います。そして初秋あたりからは日没も早く、8月下旬には夕方17時頃でも屋外球場で白球が見えにくくなります。そして気温も一気に寒冷化します。屋内施設こそあれど「九州の半分」というのは、こうした事情を指していると思われます)

指導者であっても、審判であっても、記録員であっても、広報の方であっても、希望するものは北海道で暮らし、北海道で働きながら指導してもいいんじゃない。選手になってもいいんじゃない。
もしかすると、選手と、監督・コーチ・スタッフ・審判・記録員を含めれば、百数十名の北海道での移住・定住と、雇用を確保しながら、この素晴らしい野球ができるんじゃないでしょうか。

・・・いうことにたどり着いて、私達はそこを目指そう。
いうことを3人から言っていただいて、あ、これは素晴らしいリーグになるな、いうことを僕自身が確信をしたというところです。

じゃあ次、その後継者問題、世襲(?)問題、就労人口が社会課題となっている。
そして、北海道野球リーグにおいても若く、優秀な選手・コーチ・監督・運営関係者が不足している。
北海道の市町村において、娯楽的な要素が不足している。
いうところが、大きな大きな課題として挙がりました。

じゃあ次。
で、北海道フロンティアリーグが、北海道で解決できる課題についてというところで、現在、私は、独立リーグというのには大きな課題がある(と思っています)。
それは、ほとんどの選手たちが、NPB・日本プロ野球機構やメジャーリーグ・MLBに、要は挑戦したいと言って飛び込んでくる。
なので、24歳とか25歳になって、ほとんどドラフトにかかる可能性が無くなってしまうと、選手たちは辞めてしまう。
でも、野球をやってる人なら分かりますが、一番野球が上手い年代って、25歳から32歳くらい。

この選手たちを、この地で、就労しながら、働き手としては本当に最高の就労の場所、暮らす場所としては北海道は本当に素晴らしい場所、こういうところに選手たちを集めて、活動する場。
というのを、北海道の新しいリーグでは、それをビジョンの一番上、最優先に掲げて活動しようというふうに思っています。
その後、選手たちや、監督や、コーチたちは、スタッフ、運営担当者が興行を行い、各地で新たな娯楽を創出し、そして社会の活性化を図れることだなというふうに思います。

NPBに輩出する選手、ドラフト会議の育成に入る選手を2人出すことよりも。
こんな話をしました。
NPBに選手を輩出するよりも、2035年に、今からだから14年後ですよね、14年後に、大卒で就労で入ってきた、就労で北海道に移り住んだ、大学を卒業したばかりの野球選手が、北海道で暮らし、北海道で結婚し、北海道で家族をつくり、そして2035年に37歳になったその選手は、この北海道の新しいリーグで「1000本安打」を打つ。
それを街の人たちがみんなでお祝いする。
その人たちは、お父さんは、家族に支えられて応援する。
そんな姿のほうが、ずっと今の独立リーグよりも魅力があるよね。社会的意義があるよね・・・という話をしました。

つまりこの独立リーグ、北海道フロンティアリーグは、北海道の課題解決リーグなんだと。
ということで、皆さんとですね、一緒にやっていこうというふうに結論付けて、今日の発表に至ったということが経緯です。

じゃあ次ですね。
IPBL、日本独立リーグ野球機構加盟に関して、です。

IPBLとはですね、NPBおよびアマチュア球界の皆様との正式な担当窓口として、2014年9月に設立された団体です。
当機構に加盟する団体は、2つの大きな特典・・・特典っていうんですかね、権利を得られています。

「学生野球資格回復制度」への参加、そして、「アマチュア野球界との交流戦」への参加が許されます。

ともすると、たった2つだけです。
でも皆さんご存知のように、プロ野球と、高校野球・大学野球は、100年以上の長い長い歴史の中で培われてきたプロとアマチュアの関係があります。
その関係の中で、僕たちではない先人の方々が、ものすごい苦労を重ねて、ブロアマ問題を解決してきて、そしてアマチュアとの交流戦や資格の回復制度、そういったものを、野球界の皆様が作って頂きました。

本来だったら独立リーグの選手たち、独立リーグのリーグは、そこの加盟団体には当然入れません。
でも、私たちは、愚直に真面目に活動してきたことが認められ、IPBLに入っている団体は、NPB とアマチュア団体が作った、この2つの、「野球界がとっても大切にしている二つの制度」に参加してもいいですよ、と言っていただいたのが2014年の9月です。

だからこそ、IPBLに加盟する団体は、指導者がいないリーグ、運営体制がなっていないリーグ、審判員や記録員、配信員、運営体制、そういったものが脆弱であれば、大学や社会人、そしてNPBの方々が作っていただいた、ものすごく大切な歴史を築いて頂いた物に対して、私たちは参加をさせていただいている(ので)、その団体として推薦ができないと言う。
だからこそ、しっかりとした運営体制をこれから作ってください、いう話をしています。

なので、最新の(細心の?)運営体制ですね、一言で言えば「しっかりとした運営体制」を作っていくということです。
具体的にはですね、IPBLに加盟するための要素は、最新のリーグ運営体制及び各球団の財務諸表や計画、事業内容全体が分かるもの、審判・記録員・配信員の名簿、リーグ運営体制の概要、人数および役割、各球団の運営体制、そしてチーム、選手・監督・コーチ・トレーナー・医療体制、そしてフロント、代表者及び運営担当者、営業・運営・広報・ファンクラブ・アカデミー等の人数および役割、そしてリーグおよび球団の登記簿謄本や役員の略歴、リーグおよび球団の株主の名簿、そしてリーグの統一の加盟契約書、リーグの統一の選手契約書、リーグのアグリーメント、リーグが作る懲罰規定、あとは直近3回分の代表者会議の議事録。
そういった、通常の企業で言えば当たり前に作られている、こうしたものが過去の北海道のリーグでは作られていませんでした。
これを、きちんとこの3名の方々は、しっかりと作ることによって、社会や北海道の方々から、きちんと応援してくれるリーグにしていこう(としている)。

僕は、IPBLに入るというのは、プロセスの一つだというふうに思っています。

必然的に、リーグ運営をしっかりとして、どの方々からも、行政、NPBもアマチュア団体も「このリーグ」だったら、アマチュア団体の代表者の方々が、高校や大学の指導者が、新しいベースボール・フロンティア・リーグはしっかりしているリーグだから、選手を送り込んでやろう、送ってあげよう、そういうような運営体制になれば、自然とIPBLには加盟できるというふうに思っていますので、それをぜひこの3名の皆様は目指してください。
新しい価値のあるリーグを北海道に作って頂きたいという強い思いを持ってですね、エールに代えさせていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。

(司会)

村山様、ありがとうございました。

※ここから鈴木直道・北海道知事からのメッセージ、そして質疑応答へと移りますが、分量の都合上、ここで分割いたします(筆者)。

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